院長紹介
これまで大学病院・基幹病院にて脳卒中治療の最前線で働いてきました。 数えてみると約3000例の脳血管内手術に関わってきたことになります。
これからは、これまでの知識と経験をもとに、みなさまがいつでも頼りたくなる脳神経かかりつけ医として、
- 脳卒中にならないための健康づくり、脳卒中になってしまったあとの再発予防のための健康管理などのお手伝いをいたします。
- 日常的に繰り返す頭痛でお困りの方にも適切な対応を見つけて治療していくことで、慢性的な頭痛から抜け出して、生活の質を向上していけるようお手伝いいたします。
- あたまに関することだけでなく脳卒中を引き起こす生活習慣病も含めたからだ全体を診ていきます。
- これからますます増える認知症についても最新の診断ツールを導入して適切なアドバイスを行います。
- 脳血管疾患(脳動脈瘤や頸動脈狭窄)を指摘された方の経過観察や治療時期の助言なども対応しています。
経歴
- 1965年 兵庫県西宮市に生まれる
小学校より高校まで静岡県浜松市に住む - 1983年 東京大学教養学部理科III類入学
- 1989年 東京大学医学部医学科卒業
東京大学附属病院脳神経外科研修医 - 1990年 東京警察病院脳神経外科
- 1996年 米航空宇宙局(NASA)エームス研究所
post-doctoral fellow - 1998年 宇宙開発事業団(現・JAXA)
国際宇宙ステーション招聘研究員 - 1999年 東京警察病院脳神経外科
- 2002年 カリフォルニア大学サンディエゴ校
メディカルセンター Assistant Professor - 2004年 帝京大学医学部脳神経外科 講師
- 2008年 同 准教授
- 2015年 国際医療福祉大学三田病院 教授
(脳卒中・血管内治療センター長) - 2017年 地方独立行政法人
東京都健康長寿医療センター脳神経外科 部長 - 2023年 うえのとしあき脳神経クリニック板橋 院長
資格
- 医学博士(東京大学)
- 日本脳神経外科学会認定専門医
- 日本脳神経血管内治療学会専門医・指導医
- ボトックス施注実施医(眼瞼痙攣・顔面痙攣・上下肢痙縮)
- 厚生労働省臨床研修指導医
- 東京都難病指定医
- 身体障害者福祉法15条指定医(肢体不自由、平衡機能障害、音声・言語機能障害)
所属学会
- 日本脳神経外科学会
- 日本脳神経血管内治療学会
- 日本脳卒中学会
- 日本脳卒中の外科学会
- 日本頭痛学会
- 日本認知症学会
- World Federation of Interventional and Therapeutic Neuroradiology (WFITN)
クリニックの理念
私たちスタッフは、「健康長寿社会への貢献」を基本理念として掲げて、高齢者から若者まですべての人々が元気に活躍し続けられる健康長寿社会の実現を目標としています。 この目標を達成するためには、いったん発症してしまうと要介護となるリスクの高い脳卒中を予防することが大変重要だと考えています。 また早期発見を含めた認知症ケアも健康長寿社会の実現を目指す当院において診療の重要な柱だと考えています。 さらに頭に関するあらゆる不安はからだの不調にもつながります。不安を安心にかえていくために、脳卒中や認知症に限ることなく、あらゆる脳の病気に関して脳神経外科医としてのこれまでの経験を活かしてサポートしていきます。 そのために
- 脳神経を専門とした地域密着のかかりつけ医となります。
- 患者が気軽に相談できていつも頼りたくなるクリニックとなります。
- 脳神経に特化しつつも脳卒中につながる一般的な内科疾患まで可能な限り対応します。
- 患者の声に耳を傾け、患者の健康に最後まで責任を持ちます。
- 地域医療機関と密接な連携をとり、周辺医療機関からも信頼される医療を提供します。
- より多くの人々に当院の医療を提供できるよう診療の効率性の向上に努めます。
- 継続して安定した医療を提供できるように当院で働く職員およびその家族の健康、幸福も追求します。
クリニック概要
医院名 | うえのとしあき脳神経クリニック板橋 |
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住所 | 東京都板橋区板橋2丁目67-5 アクロスキューブ板橋1階 |
電話 | 03-6915-5104 |
FAX | 03-6915-5138 |
診療科目 | 脳神経外科、脳卒中内科、脳神経内科、放射線科 |
支払方法 | ・現金 ・クレジットカード (Visa/Mastercard/JCB/Diners Club/American Express) ・交通系ICカード(Suica・PASMO) |
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:30~12:30 | ● | ● | ● |
▲ |
● | ◎ | / |
14:30~18:00 | ● | ● | ● | / | ● | / | / |
▲:9:30~12:30(偶数週)
◎:13:30まで
【休診日】木曜日(奇数週)、日曜日、祝日
【受付】初診受付は診療終了時間60分前まで
ご予約について
CLIUSマイページ登録のお勧め
WEB予約の際にマイページをご登録いただくと次回以降の予約者情報の入力が省略できます。初診・再診の予約
WEB予約にはメールアドレスが必要です。 お電話でもご予約いただけます。
予約時間は、診察開始時間ではなく受付予定時間です。とくに初診の方は、問診・検査などで診察開始までにはお時間がかかることをご承知おきください。
当院ではWEB問診を導入しております。 事前にご入力いただくことで時間短縮になります。ぜひご活用ください。
予約枠に空きがない場合には、当日お電話いただければ対応いたします。 ただし、診療順番は予約のある方優先となりますので、院内滞在時間がかなり長くなることはご了承ください。
脳ドック・全身がん検診の予約
WEB予約にはメールアドレスが必要です。 お電話でもご予約いただけます。
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アクセス
電車でお越しの方
都営三田線 板橋区役所前駅 A3出口 徒歩0分
東武東上線 大山駅徒歩 12分
JR埼京線 板橋駅徒歩 15分(徒歩4分の都営三田線 新板橋駅での乗り換えもおすすめです)
バスでお越しの方
国際興業バス 池袋駅 (西口) - 高島平駅(池21)間 板橋区役所停留所 徒歩1分
国際興業バス 池袋駅 (西口) - 高島平操車場(池20)間 板橋区役所停留所 徒歩1分
お車でお越しの方
近隣の有料駐車場ご利用下さい。近くにあるのは
板橋区南館地下駐車場:徒歩1分 20分ごとに200円(600円/時)混んでいることが多いです
板橋四ツ又駐車場 :徒歩3分 30分ごとに180円(360円/時)近隣の中ではおすすめです
付き添いの方へ
当クリニックの入り口は道路に面しています。入り口前に停めて患者様を降車させて受付スタッフにお声がけいただければ、スタッフがクリニックの中まで患者様をご誘導して手続きを先に開始しておくことも可能です。患者様のことはスタッフにお任せいたただいて、ごゆっくり駐車してきていただけます。
院内紹介
医療機器
MRI検査
強い磁力と弱い電波で励起される水素原子の受け取って画像解析する装置です。X線を用いるCTとは異なり、MRIでは被曝することはありません。骨に包まれた脳や脊髄なども鮮明に撮影できます。骨によって画像がゆがむことなく、脳や脊髄・血管・関節など幅広い組織を精緻に検査できます。
MRI検査(磁気共鳴画像検査)・MRA検査(磁気共鳴血管撮影法検査)
MRI検査
脳だけではなく、脊髄・血管・心臓・内臓・筋肉・軟部組織・関節などを調べることもできます。
脳梗塞・脳出血・脳萎縮・脳腫瘍・脳動脈瘤の有無や進行度を正確に検査できます。
MRA検査
便宜上、MRA検査と呼んでいますが、MRI検査での画像データから血管を描出しますので、別の検査を行うわけではありません。MRI検査の一部です。脳血管全体を描出できるので、幅広く脳血管障害の発見が可能です。造影剤は必要ありません。脳動脈瘤が精緻に把握できるため、危険度の高いくも膜下出血を効果的に予防できます。
血管年齢検査(血圧脈波検査)
上腕と足首での血圧の比較(ABI)や脈波の伝わる速度(PWV)を測定することによって動脈硬化の程度を数値(CAVI)として算出します。上腕と足首に血圧カフを巻いて心音マイクをつけて測定します。
ABIは下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する指標です。下肢動脈狭窄症(PAD)は心血管疾患、脳血管疾患などの動脈硬化性疾患との合併が多く見られるので、スクリーニング検査として重要です。
CAVIは大動脈を含む「心臓から足首」までの動脈硬化の程度を表す指標です。血管の弾力が失われるほど脈波は速くなりますので、上腕と足首での脈波の時間差から計算したPWV(脈波伝搬速度)は動脈硬化の程度と相関します。しかしながら、PWVは血圧に依存して変動することがわかっていますので、理論式に基づいて測定時の血圧で補正して、血圧に依存しない血管固有の硬さを評価できるCAVIを算出しています。
頚動脈エコー
頚動脈は、脳に血液を送る首の血管です。もう少し正確に表現すると、総頚動脈が首の途中で、脳に向かう内頚動脈と顔面に向かう外頚動脈とに分かれます。この分岐する部分は、動脈硬化をきたしやすいところであることがわかっています。そして、皮膚の表面から近く、周囲に骨がありません。超音波で簡単に視覚化できるため、動脈硬化の早期発見や進行具合を確認するのに有用な検査となります。エコー用ゼリーを首に塗って、プローブと呼ばれる超音波を発する装置をあてるだけで検査できます。その間、被験者はベッドで仰向けに寝ているだけです。服を着替える必要もありません。
重心動揺計
重心動揺計は、からだのふらつきや、めまい・平衡障害のスクリーニングを行う検査です。日本人2200人(3歳〜93歳)の健常値データを内蔵し、ニューラルネット解析技術によって、「健常」・「異常」の程度を自動識別します。 検査は簡単です。三角形の板の上に起立していただくだけです。開眼、閉眼で30秒間ずつ重心の動揺を測定します。ラバー負荷検査では、柔らかいラバーを足の下に入れることによって体性感覚からの入力を遮断して、末梢前庭障害の有無を簡単にスクリーニングすることができます。また、当院ではパワーベクトル分析オプションも導入しており、中枢性機能障害の識別ができます。
リハビリテーション機器
頭とからだは密接に関連しています。筋肉の過緊張や疲労は頭痛の原因になりますし、頭痛や手足のしびれなどが筋肉の過緊張や疲労を招くこともあります。頭とからだの不調が悪循環を呈して慢性的な症状を引き起こしていることもあります。
当院では、全身の調和を整えることができるようにリハビリテーション機器を導入しています。
消炎鎮痛等処置に該当する保険診療が可能な場合だけでなく、他の疾患で通院中の方に対して自費診療での処置としても行っております。ご希望の方はお気軽にご相談ください。
乾式ホットパック装置(ホットリズミー MHR4F)
温熱効果と心地よいリズムでマッサージ効果を両立させた、次世代の乾式ホットパックです。温熱が皮膚内の静脈路を拡張して血流が増加し、皮膚・皮下組織、筋組織へと温熱が伝わります。腰痛、関節痛、筋肉痛、肩こり、冷え性などに効果があります。
連携医療機関
入院治療などが必要になった際には、専門病院と密に連携し診療を行っております。
患者様ひとりひとりの状況を診て、最適な病院へ紹介し連携を図って参ります。
板橋区にある脳神経外科病院との連携
その他の地域の連携医療機関
- 明理会中央総合病院
- 順天堂大学練馬病院
- 都立大塚病院
- 東京大学医学部附属病院
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